ソフト・マシーンのディスコグラフィー

はとみね勉強中 → その他のページ → 当ページ(最終更新:2017年8月24日)

 前置き

 ソフト・マシーン(Soft Machine)とはイギリスのロック・バンドです。ロックと言っても曖昧な意味で、時期によって作風がアヴァンギャルドなポップ寄りだったり、ジャズ・ロック寄りだったり、フュージョン寄りだったりします。
 メンバーの出入りが激しく、アルバムごとにメンバー構成が異なります。このメンバーの変遷が上記の作風の変遷にもろに影響しています。それを可視化するために動画リンク付きの一覧表にしました。
 リンク先は Youtube の動画やプレイリストになります。

西暦タイトルGuitarKeybordsBassDrumsWinds
19681 Volume One.jpg(69654 byte)
Volume One
Daevid AllenMike RatledgeKevin AyersRobert Wyatt 
19692 Volume Two.jpg(69188 byte)
Volume Two
 Hugh Hopper 
19703 Third.jpg(52566 byte)
Third
 Elton Dean, etc
19714 Fourth.jpg(37528 byte)
Fourth
 Elton Dean
19725 Fifth.png(4639 byte)
Fifth
 Phil Howard
John Marshall
19736 Six.jpg(53097 byte)
Six
 John MarshallKarl Jenkins
 7 Seven.jpg(72330 byte)
Seven
 Roy Babbington
19758 Bundles.jpg(66376 byte)
Bundles
Allan Holdsworth
19769 Softs.jpg(66327 byte)
Softs
John EtheridgeKarl JenkinsAlan Wakeman
1978Alive & Well:
Recorded in Paris 
Steve CookRic Sanders
(as Violin)
西暦タイトルGuitarKeybordsBassDrumsWinds


 各作品の感想を簡単に

1st … アヴァンギャルド・ポップ。ちょっと音が古いし軽い。
2nd … アヴァンギャルド・ポップその2。前作を踏襲・発展させたような感じ。音も重厚になった。
3rd … E.ディーンらの加入でいきなり硬派なジャズ・ロック化。この手の音楽の嚆矢として歴史的に重要っぽい作品。
4th … さらに硬派になって、以降インストものに徹する。少し録音が悪いか。
5th … ジャズ・ロック路線の完成作。録音もよく、M2の水が滴る音も綺麗。
6th … E.ディーン → K.ジェンキンスに交代。ジャズロックとフュージョンの折衷という感じ。
7th … 過渡期の作品その2。オリジナル・メンバーがM.ラトリッジのみで、他は元ニュークリアス勢が占める。
8th … A.ホールズワースのギターが加わって、英国産フュージョンと化する。
9th … M.ラトリッジも抜けて、オリジナル・メンバーがいなくなる。K.ジェンキンス主導?のフュージョン路線の完成作。

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