年6場所制以降限定の通算優勝回数
解説
・年6場所制(1958年)以降限定での通算優勝回数を、最高位が横綱と大関以下の力士で分けて一覧表にした
・水色文字=横綱、オレンジ色=大関、黒文字=関脇以下
・「※」の横綱は、1958年より前にも優勝しているため、本当の優勝回数はもっと多い
初代若乃花は10回、栃錦も10回、朝潮(3代)は5回
最高位が横綱 | | | 大関以下 | |
白鵬 | 35 | | 魁皇 | 5 |
大鵬 | 32 | | 栃東(2代目) | 3 |
千代の富士 | 31 | | 千代大海 | 3 |
朝青龍 | 25 | | 小錦 | 3 |
北の湖 | 24 | | 琴錦 | 2 |
貴乃花 | 22 | | 貴ノ浪 | 2 |
輪島 | 14 | | 北天佑 | 2 |
武蔵丸 | 12 | | 若嶋津 | 2 |
曙 | 11 | | 琴風 | 2 |
北の富士 | 10 | | 魁傑 | 2 |
初代若乃花※ | 9 | | 貴ノ花 | 2 |
北勝海 | 8 | | 照ノ富士 | 1 |
日馬富士 | 6 | | 旭天鵬 | 1 |
玉の海 | 6 | | 把瑠都 | 1 |
佐田の山 | 6 | | 琴欧州 | 1 |
3代目若乃花 | 5 | | 琴光喜 | 1 |
琴櫻 | 5 | | 貴闘力 | 1 |
柏戸 | 5 | | 武双山 | 1 |
旭富士 | 4 | | 出島 | 1 |
2代目若乃花 | 4 | | 水戸泉 | 1 |
栃錦※ | 4 | | 琴富士 | 1 |
隆の里 | 4 | | 霧島 | 1 |
三重ノ海 | 3 | | 朝潮(4代目) | 1 |
栃ノ海 | 3 | | 多賀竜 | 1 |
朝潮(3代目)※ | 3 | | 金剛 | 1 |
大乃国 | 2 | | 高見山 | 1 |
鶴竜 | 1 | | 長谷川 | 1 |
双羽黒 | 0 | | 栃東(初代) | 1 |
計 | 294 | | 清國 | 1 |
| | | 若浪 | 1 |
| | | 富士錦 | 1 |
| | | 北葉山 | 1 |
| | | 若三杉 | 1 |
| | | 若羽黒 | 1 |
| | | 計 | 51 |
まとめ
・年6場所制開始の1958年初場所から2015年7月場所まで、345場所。
・その内、最高位が大関という力士の優勝は51回。割合にして14.7%。
・内訳は大関の地位での優勝が27回、関脇以下での優勝が24回。この51回の延べ人数は34。
・一方で、345-51の294場所(85.3%)を、双羽黒を除く27人の横綱経験者の優勝が占めている。
・34人で51回と、27人で294回とを考えると、横綱経験者の優勝の圧倒的なシェアが分かる。
大相撲本場所の優勝とは、8.5割が現横綱か将来的に横綱になる者による、、、と言える。
6大横綱の優勝回数シェア
・ここまでは最高位が横綱と大関の差を浮き彫りにしたかったのだが、次に20回以上優勝している6大横綱のシェアを考える。
・上の表から1958年以降、本場所で優勝した力士は延べ61人いると分かる。そのうちの優勝回数の多い上位6人のことである。
・アップロード時現在(2015年7月場所後)、169回/345場所で49.0%にもなった。ほぼ半分である。
・延べ6人で169回と55人で176回とは、計算してみて我ながら驚いた。とんでもない寡占状態である。
もっと他の力士に優勝の回数を分け与えてもいいのでは…!?とツッコミたくなるほど…。
・この推移をグラフにしてみた。
6大横綱が一回でも優勝すれば折れ線が上がる仕組み。ジグザグした横ばいは、その期間の優勝率が5割だということ。
右肩上がりはその期間の優勝率が5割を超えていることを示す。連続で右肩下がりの場合は、長期休場か引退後などの不在状態を示す。
数字の積み重ねなので、右に行くほど角度が緩やかになる。大鵬の6連覇と白鵬の7連覇は違った角度になる。連続性にだけ注目したい。
おまけ:現在の一覧
冒頭の通算優勝回数の一覧は、このページをアップ後もチェックし続けてはいたが、更新が面倒だった。
でも画像形式で更新していくことにする。
1958年初場所〜2020年3月場所まで(太字は現役)
読み取れることはだいたい同じである。
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